イベリココラム

イベリココラム#07

スペインへ

皆さんこんばんわ、欧州イベリコ豚観測所所属の垣之内一歩です。
長らく間が空いてしまいましたが今回が前回の続きならば、語るコトは一つ。そう、待望のスペイン編ですね。

スペインへ着いた私達イベリコ屋スタッフを待っていたのはスペイン人からの熱い歓迎だ!!
そういう天気なのかと勘違いしそうなほどの紙吹雪と空襲めいて夜空を照らす花火が私達を迎えた!
規則正しく並んだ鼓笛隊が夕暮れ色の太鼓を狂ったように叩き、自由民めいた子供たちもソレに合わせ空色のカスタネットを狂ったように叩く!カラフルな虚無僧みたいなのが笛を吹き、老若男女がサンバのリズムで踊り狂う!!
そう、ここはスペイン!生ハムの国スペイン!!!!
そんなところにイベリコ屋スタッフが行けば、ソレはもはや聖地巡礼じみた祝祭なのだ!
スペイン研修に訪れたイベリコ屋スタッフは毎回こんな感じで持て囃されたり弄ばれたりする。
祭りを後にしトペスイシーダ通りにあるエメラルド・フロウジョンホテルへ。
チェックインを済ませて大きい荷物を預けると我々はついに真の目的地である「ハブーゴ村」へ向かうことにした。
トペコンヒーロ大通り、波のように車が行き交っている。
さしずめタクシーは黄色い漣と言ったところだろう。(スペインのタクシーはたぶん黄色い)
呼び止めようとするとシャイン(イベリコ屋では会社の光である社員さんのコトをShine・光とかけて社員ではなくシャインと表記します)のチン中村が皆に尋ねる「5人ですけどタクシー何台にします?」
詰めれば1台に座れるとドリス、2台必要だとマテオ。
そして始まる喧嘩じみた意見の押し付け合い。
ボディガードとして雇ったこの外国人2人は気が短いコトで有名だ、何度も揉め事を起こしており防御率の割に雇い値が安い。
タクシーの台数から始まった2人の討論は今やフリースタイルダンジョンめいた罵り合いの場と化していた。
チン中村は自分の発言を悔やみいたたまれない気持ちになった、その場から逃げ出したい気持ちを抑え立ち竦むのがやっとだったそして、人種批判とかマイノリティ差別がガンガン飛び交う2人の罵り合いが、もはや殴り合いに発展しそうになったその時、イベリコ屋オーナー、総帥にして首領(ドン)であるオーナーが口を開いた。
「なに言うてんねや、5人やったら5台やろー」
ボブとマテオは争うのをやめた。
一枚の画用紙や一輪の花で戦争が止まるコトなんてない…。
しかし、オーナーが呼んだ5台のタクシーは2人の戦いを終わらせたのだ…。
素晴らしい土地スペインでの素晴らしい人々との素晴らしい出会い、そして素晴らしい出来事、、、しかし本当に素晴らしいのは人と人とが手を取り合い、一緒にイベリコ屋に行くコトだ。
原点からブレない偉大なるオーナーに敬意を払いつつタクシーに乗り込む。
『ハブーゴ村』…
イベリコ史の授業で何度も習ったイベリコ豚発祥の地。
はたしてどんな出来事が待ち受けているのか。
昂ぶる気持ちを落ち着かせるため、タクシーの中で仮眠をとる事にした。
(次回に続きます)
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電話:06-6484-0016

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