数カ月前に「コト売り」講座をスタッフ数名と受講してきました。名前の通り「モノ売り」ではなく「コト売り」の考え方をこの講習会で学びます。
そもそも日本はモノづくり大国ともいわれ、品質の良いもの、機能の優れたものを作ることに重きを置いてきましたが、近年では、外国からの質も良く価格の安い製品が大量に流通するようになり、人々のニーズの多様化やSNSなどの広がりで、流行りや目新しいものが次から次へと移り変わるようになりました。
そうなると「良い商品」であることは当たり前であって、お客様から求められるのはモノから得られる体験や感動・幸福度・利便性など、さまざまな付加価値となってきてます。
お客様の不便を解消する・困っている事を解決する・あったらいいなというサービスなど。私たちの商品で、お客様にどんなHAPPYを届けていかるか?今までと違った角度から自分たちの商品・サービスを見つめ直すきっかけとなりました。
また、講座で興味深かったのが、商品の陳列棚に置くPOPの話でした。POPを置くだけで売り上げが上がった事例をたくさん見せて頂き、私たちもさっそくイベリコ屋(西武百貨店)の売り場にPOPを置いてみました。
POP置いて1ヶ月。お客様の様子を聞くと、明らかに立ち止まる人が増えたそうで、実際にお惣菜の廃棄量も減り、3ヶ月目には売上が1.5倍に!
こういった少しの工夫で、お客様との距離が近くなり、商品の魅力を伝えるきっかけになるのだと感じました。
スタッフもPOPを書くことがどんどん上達してきました!
<POPの書き方 5つのポイント>
1.ターゲットに呼びかける
2.お客様の声をそのまま使う
3.具体的な数値を使う
4.自分が好きな理由を書く
5.知らないことを教えてあげる
ぜひ、皆様も身近で目にするPOPをじっくり見てみてください。短いキャッチコピーの中にその商品の魅力やお店の方の情熱を再発見できるかもしれません。
【Before】
商品を並べているだけの陳列だと、売れている感じがなく、お客様の目に留まりにくい寂しいショーケースでした。
【After】
全ての商品にそれぞれの魅力や伝えたいことを手書きで書きました。売り場も賑やかになりお客様に見て頂けるようになりました!
【催事にも活用】 お取引様へ 私たちができることをキャッチコピーにしました!