「ヤツラガッ…ヤツラガ来ルーヨ!」
突如それはやってきた!カープめいた赤いヘルメットとキッチンペーパーでできた白い修道服!
たったこれだけの特徴からIBERICO-YAスタッフは既に侵入者の正体を見破っていた!
侵入者の正体はトモノジア!
オダケミカルコーポ所属の黎明期のコルタドールだ!!
「なにしにきたんやー?」
状況判断力に定評のあるチン中村は既にこの場にいないのでオーナーが話しかける。
「ハ…ハモン……ハモン…イベリコ・デ……ベジョータ………ベジョータ…………ベ……」
トモノジアは返答したわけではない、遺跡の上にいる時からずっとこの呪文めいた呟きを続けている…そして!
「ベジョ……ベジョ……レ、レアる!レアル…!!レアルベジョータァアアアーーーー」
激昂したトモノジアがウマミブレードでオーナーに切り掛かる!
まさか!?腐っても企業の宣伝マンであるコルタドールが暴力を振るうなんて普通はありえない、しかし彼はオダケミカルコーポのドラッグを常時摂取していて、彼は狂っていたのだ!
「ウマミブレード」
…オダケミカルコーポ特製のバイオ化学調味料「味の基礎」を大量に塗布した化学の刃がオーナーに振り下ろされる!!その時!!
ガキーーーン。
間に割って入ってステンレス製ハモンスライサーでオーナーを守ったのはハーモニカ内蔵型ガスマスクを装着しドラムセットを背負ったあのコルタドール!!
そう、逃げ出したと思われたチン中村の正体こそ、IBERICO-YA心斎橋店筆頭コルタドール「ショウ・ヘイヘイ」だったのだ!!
気が狂ったトモノジアとハーモニカ内蔵型ガスマスクを装着した翔平、双方もはや喋る事ができなかったがするべき事は分かっていた。
ーーーコルタバトルの歴史はいつ生まれたと思う?
答えは2人目のコルタドールが生まれた時さーーー
そう、コルタバトルだ!!!
次回!IBERICO-YAスペイン紀行待望のコルタバトル編!!
イベリコ豚を語る上で欠かせない暗黒文明「コルタバトル」を文章に自信のある垣之内一歩先生が描く驚愕スペクタル巨編!
みんな、ぜったい見てくれよな!
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