いつもイベリコ便をご愛読頂きありがとうございます。イベリコ屋代表の山本です。
異業種による会社ベンチマーク会というものが定期的にあり、弊社も様々な会社さんへ訪問させて頂きます。見学会では、たくさんの学びがあり、いつも勉強になります。そんなベンチマーク会ですが、今回、弊社が他社様をお招きする側での開催が決まりました。
4年前に1度、実店舗でのベンチマーク会がありましたが、ちょうどコロナの時期で、オンラインでの動画紹介でした。お店での取り込みや、日々行っている業務や改善点などを動画で紹介するというものなので、原稿の事前準備と何度か練習をして本番を迎えました。しかし今回は、実際に事務所と工場へたくさんの会社様が見学に来られるので、1ヶ月前から準備開始です。発表内容から当日の段取りは、社長ではなく、社員と現場のスタッフが全て行います。普段の来客とは違い、見学される方たちは、あらゆる場所、普段誰も見ない所まで、じっくり見て行かれるので、スタッフ全員が恥をかきたくない!そんな想いもあって、発表の準備とは別に、掲示物・備品の置き場・個人のデスクまわりなど。細かい部分まで整理・整頓・清掃。普段の何倍もキレイに整え本番を迎えました。
本番当日。計8社(16名様)にご来社頂きました。代表の挨拶・会社紹介の後、現場へ移動し、それぞれの部署で業務改善の発表をします。パートさんも自分たちが行ってきた改善や取組みを説明し、色々な質問にも応じてくれていました。
こういった機会は、非常に良いです。普段いつかやろうと思っていたことや、気にならなかった部分の整理なども、今回のような「外圧」によって、やらざる得ない状況になり、全員が業務の傍らで一生懸命取り組んでくれました。そして、今回の改善発表の中で 、改めて驚いたことがあります。この1年間に行った業務改善活動で、年間で2358個もの改善を行っていたのです。さらに、その改善による業務の削減時間は4925時間。そこから算出した結果、約2千万円の削減に繋がっていたのです。コツコツ行ってきたものが、確実に数字に現れていました。今後も、ベンチマーク会に向けて、さらなる改善をし続けていければと思います!