イベリコ豚専門店COLUMN年間10回以上読む人のためのイベリココラム

イベリコ便 秋号 part2
今回の「イベリコ豚の山本」

2024.10.17

【決断する勇気】

去年、弊社の工場で大規模な改装工事が行いました。
以前から建物には多くの問題点があり、老朽化に伴って水漏れが発生したり、床が滑りやすくなるなど、危険な箇所があったり、導線の悪い箇所も多々ありました。

それにも関わらず、改装にはかなりの費用がかかることや、工場が1か月間稼働できなくなるというリスクがあり、なかなか決断に踏み切ることができませんでした。

しかし、食品製造業においては定期的な工場監査もあり、今後のさらなる成長を考えると、早急に対応しなければならない課題でした。
そこで、ついに本格的な計画を立て、工事に着手することにしたのです。

それから1年が経ち、今年の春、ようやく事務所と工場の一部が完成しました。工事の進捗状況を毎日Googleマイビジネスに投稿していたのですが、その過程を振り返ってみると、工事前と工事後のビフォー・アフターを見るのが楽しみとなっていました。


現在、事務所の隣にある古い長屋を解体中で、将来的にはそこに倉庫を建てる計画です。
その解体作業も毎日撮影し投稿しています。
毎朝、現場の様子を確認しに行くのですが

作業員たちには「またチェックに来ているのか」

と思われているかもしれません。これが私の密かな楽しみです。
そして、年内にはさらに大規模な工事を予定しています。完成したら、また皆さんに進捗をご報告できることを楽しみにしています!

【虫を食べる植物展】

大阪にある咲くやこの花館で開催されている「食虫植物展」に行ってきました。

私が小学生の頃に花の万博EXPO’90が開催されました場所で、それ以来の訪問です。

意外にカップルが多くて驚いたのですが、若い人やお子様連れの方にも楽しんでもらえるように色々な工夫をされていました。
入口には「トトロ」の葉っぱの傘を貸し出しており、インスタ映えスポットとして好評でした。

トトロの葉っぱ傘:実は里芋の葉っぱだそうです。

約5500種類もの植物や、様々なワークショップも開催されていて、とても興味深い内容が盛り沢山でした。

バロボラッチョ:酔っ払いの木

奇想天外:皮ベルトのような葉は伸び続け5000年以上生きます。

特に、ウツボカズラやハエトリグサなど誰もが一度は耳にしたことのある食中植物。

ウツボカズラ:匂いでおびき寄せ一度袋の縁に乗ってしまうと2度と逃れることができず、そのまま消化されます。。

ハエトリソウ:刺に2回接触すると0.3秒の速さではうぃ閉じて虫を溶かして吸収します。

子供の頃、虫をおびき寄せて溶かして食べる食中植物は物凄く怖いイメージでしたが、栄養分が少ない痩せた土地でも生き延びるための進化だと知ると、改めて植物の持つ多様な生態は、奥深い世界です。

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